『イカリジン』配合の虫除けを使ってみた。ニオわない！効く！
大嫌いな蚊を避けるための虫除けスプレーに困ってました。多く市販されているディート配合の虫除けは、安全面で不安だったり、ニオイがキツかったり。安全だといわれるものはあまり効かなかったり。しかし『イカリジン』配合の虫除けがそれらを全て解決してくれました！
イカリジンは厚生労働省承認の有効成分
『イカリジン』は海外では『ピカリジン』ともよばれる2015年3月に日本国内で初承認を受けた忌避剤として登録されている成分です。それまでは人体への虫除けとして厚生労働省承認の有効成分は『ディート』だけでした。現在市販されている虫除け製品の多くはこのディートが主成分となっています。
有効成分『ディート』の弱点
ディートは忌避剤として、感染症を媒介する蚊やダニへの対策として大変有効な成分となっています。しかし人体への影響が懸念され、また衣服の素材（レーヨン、皮革、プラスチック等の繊維・樹脂）に影響を及ぼす為、取り扱いには注意が必要です。
感染症の危険が海外に比べ低い日本国内で市販されているディート配合製品は濃度の低いものとなっていますが、取り扱いに注意が必要なことは変わりません。個人的には顔や首周りに使うのに抵抗があります。また濃度が低いとはいえ、あのニオイが気になる方も多いのではないでしょうか。私は人と会うのを躊躇ってしまうような あの鼻をつくキツいニオイがダメでした。
ディートの弱点をカバーするイカリジン
ちゃんと虫除けの効果がありそうなことと、ディートよりイカリジンが優れる以下の点が、今回イカリジン配合の虫除けスプレーの購入の決め手となりました。
- 肌に優しい安全な成分で赤ちゃんから大人まで使える
- 今までのディート配合虫除けのあのニオイがない
- 素材を気にしないで、服の上から使用できる
実際にイカリジン配合スプレーを使ってみた感想
使用したイカリジン配合のスプレーは『虫よけキンチョールDF』です。（虫よけキンチョールDFの製品紹介オフィシャルHP）
何も気にしないで腕に使用したらむせました！ガス噴射のスプレーはどれも注意が必要です。
スプレーした直後はニオイがしますが、乾いたらにおわなくなりました！腕を鼻に近づけて嗅いだらパウダーの粉っぽさが少し感じられたくらいで、気になりません。ディート配合のいつものスプレーとは比べものにならないほどニオイません！これなら塗ったあと、誰かに会うのも、電車に乗って座るのも何も躊躇しません。
安全な成分ということで、顔や首周りに使用する抵抗もほぼなくなったのも良いですね。私感ですが、ディートのあのニオイも、体に悪そうという思いを倍増させていました。あ、どちらを使用する時も顔や首周りには手にとってから塗ってくださいね。
イカリジン配合『虫よけキンチョールDF』の効果は？
今回は自転車の空気入れや清掃等、屋外でのメンテナンス時に使用しました。長袖長ズボンで肌の露出部分には入念にスプレーし、スプレーして濡らした手で目と口周り以外の顔と首周りにも塗ります。衣服内への侵入を許さない様、足首とお腹周りにもスプレーします。
夕刻、作業時間は20分程度。メンテナンス中にアイツの姿が見えます。かなり近いところまで来ますが、イカリジンの効果を信じて（耐えながら）メンテナンスを続けます。一応塗っていない目と口周りには近づかれないよう注意していました。
結果、刺されていませんでした！良かった、ちゃんと効果がありました！
『虫よけキンチョールDF』の良いところ、良くないところ
今回購入使用したイカリジン配合『虫よけキンチョールDF』の個人的に良い点と良くない点を記しておきます。
良いところ
・しっかり虫除け効果がある
・ニオわない
・安全な成分なので使用箇所を選ばない
良くないところ
・ガス噴射のスプレーなので気をつけないとむせる
・容器が大きくて持ち運びに不便
中身に関しては満足です。スプレー缶に対してだけ、個人的に液体ボトルのポンプ式スプレーの方が良いなと思いました。
まとめ
今までの虫除けスプレーに対する不満をほぼ解消してくれた イカリジン配合の虫除け。個人的には効果があってニオわないのが最も重要でした。
山に海に花火、これからの季節、仲間達と出かける機会が増えるのにもきっと大活躍の『イカリジン配合の虫除け』 さらに素晴らしい製品が出るまでは、私の虫除けはこれで決まりです！